Saturday, February 13, 2010

「迅速な援助」の定義とは何か

NHK Worldが出張のお供ですが、たまたま中国のアフリカ援助について特集が組まれていました(午後と夜の2回、見てしまいました)。

キーワードはこんな感じでしょうか。

1. アフリカにおける、未開発の鉱山資源
2. 先方国にとって必要なもの(インフラ等。この番組では携帯電話)を届ける早さ(速さ)
3. 相互におけるプレゼンス

2.が最も気になりました。

多国間、二国間共に政府を通した公的支援事業は時間が掛かります。どのような事業を行うか、その事業のインパクトとは如何ほどか、守るべき規則は全て守られているのか、納税者あるいは出資者へのアカウンタビリティはどのように確保されうるのか・・・・等。これらを順を追って片付ければ時間は相当にかかります。

2.をどのようにクリアしているのかな・・・・

正直、この問題とお付き合いして半年。「守るべきルール」と「事業としての迅速性の維持」を天秤にかけるという答えのない作業に携わる身としては、そのクリアのしくみ、知りたいです。

そして、1。
資源開発と援助事業が引き換えになっているような映像に見えてしまったのは私だけだったのでしょうか。援助事業は政治的な側面があるから、3.については理解できる。

でもな・・・・
なんとなく、引き換えの構造に見えてしまった、というのは少ししこりとして残るなぁ
自分のバイアス?

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