Sunday, June 29, 2008

すてき!

テニスは大学時代のサークルで基礎編でくたってしまった(そのあとに見つけたフラメンコにおおはまりをした)わたし。

正直いえば、イギリスに1年近くいるのに、ウィンブルドン?という感じ。
テニスのウィンブルドン、というより、国際免許書き換えのためのウィンブルドン、を紹介してもらいました。でも、結局、車を運転する必要がなくなったので、書き換えてません。

なのに、クルム伊達公子選手のブログ(http://ameblo.jp/kimiko-date:すみません、リンクをきれいに張る方法が分かりません)は結構好きです。

いろいろと気持ちよくモチベーションを挙げてくださるブログです。

あと、トレンダーズの経沢社長のブログ(http://ameblo.jp/trenders/)には、この数年ほどお世話になっています。インスピレーションを多々。ここに来る前は、Mixiの日記を利用していましたが(いまも別館的利用)、そこにはメモ書きのようにコピーしていました。



素直に、いいな、と思えます。
自分の人生と、それを表現する場を丁寧に自分で周りの方々と築かれた。
その姿勢に、その努力に、その結果に、目標がぶれなかったことに。

成果

この調査もおしまいです。

いろいろな初経験がありました。
空港での惨事、ぎっくり腰、へんな感染症、決め、ランドクルーザーのタイヤ大破、出先で倒れる・・・・

あまりないことです、しかもこの1ヶ月だけで起きているので、いままでの5年近くの勤務の平穏さはなんだったんだと思うばかりです。

何かが起こるときというのは、そういうものなのかもしれませんね。
起こりすぎなような気がしますが、とりあえず、それなりの結果と報告書を携えて、無事にイギリスへ帰れるだけでも感謝したほうがよい気がします。

イギリスに帰ってからのやるべきこと・・・・
のほうが忙しそうですが、無駄になることは皆無だと思うので、楽しみです。


参加型開発は、開発を牽引するドナーの立場から有意であるとされ、それについての賛否両論が展開されています。では、その開発を受ける側からは有意なのか否か。

ジェンダーの観点から、その平等性について議論がなされるイスラムの地域での調査をしましたが、プロジェクトの対象となる人々にとって心地のよい環境を作ることで、有意なものとなることが分かりました。参加をする、ということは、意見を交わす、人と交流をする、という実践の場に飛び込むことになるので、そこで練習したことは、家族や近隣の人々とのコミュニケーションで応用されるのです。

しかしながら、参加型開発でニーズを取り込んで、というステップは昨今よくあることですが、すべてのニーズが取り込まれることは困難であり、それゆえ、調査へ協力できない、条件はニーズを全部飲むこと、という地域もありました。
私の調査はあくまで私的なものになってしまうので、それはしょうがないことかもしれませんが、学術研究と実施の場の何ともいえない違い、自分の第3者的立場に、やっぱり悔しいと思うことも多々ありました。しょうがないです、現場を離れる決心は、そういう立場に一瞬でも立つことへの覚悟でもあったのですから(大げさ~)。
でも、その立場へ立つことで、新たに見えたことも多々ありましたので、何でもよい面とちょっとがっかりしちゃう面があるのは自然なこと。




というわけで、明日は、取りまとめ

Wednesday, June 25, 2008

じゃんぷとげんじつ・・・

よし、と決めて、とってもすっきりしてます。

しかし、現実世界に生きていたりするので、考えたいことと考えなければならないことはいっぱいです。向こう1週間は、往路のようなことが起こらないよう、無事にイギリスへ帰ることが大切です。

↑写真は、日本語と英語の大混乱した調査報告書・・・・明日の朝までにイギリスに送らねば  ̄o ̄;)

→写真は、昨日のお夕飯。


お魚のフライと、アラビックサラダ(トマトときゅうりのみじん切りをレモン汁で和えた、どこにでもありそうだけど、名前はあらびっく)、ピクルス、ターキッシュサラダ(トマト、たまねぎなど香味野菜、きゃべつなどの極みじん切りのサラダ?というか、ソースに近い。なんでトルコサラダなんだ?)を、ピタパンにたっぷり入れてもらいました。

本当は、ラップ型のシュワルマのほうが好みですが、エルサレムの屋台ではピタパンが主のようです。大体の場合において、長期出張の場合は顔なじみ大作戦により、私は野菜だけのシュワルマを特注してました。

ヨルダンのシュワルマは、少しお上品です。

アンマンの中心部しか知らないせいもありますが、屋台というより、ファーストフードショップのような感じなので、紙にまきまき、よりも、きちんとプラスチックのケースに入って、一口サイズに切られ、ピクルスとコールスローサラダとのセットメニューで供されることが多かったです。



そんなシュワルマ談義なんてどうでもいいほどに、少し不安定なこの地域です。

Sunday, June 22, 2008

今後と日々のごはんのおはなし

ここにきてひたすら考えてきたこと。

やっと文章化するところまでに至りました。

仕事や人生を含めて、今後どのように生きていくか、これから戦略形成に入ります。
同じようなことを考えている人が世の中には結構いる、それは大きなパワーと前へ一歩踏み出る勇気をわたしにくれました。

何物でもない、わたしが考えて実現させたいこと。
やっと具現化できるようになってきたそれを、前向きなことばで迎え入れたい。



というか、その前に報告書、終わらせないと・・・
でも、ここを出発する前日まで調査が入るとは・・・・( ̄ー ̄;
何時に最終化が終わるんだろう



ここ(エルサレム)のごはんのおはなしです。
ホムス(ひよこ豆ペースト)とピタパン、きゅうり、トマトが主食です。
それらをサンドイッチにしてもらって、ケバブやチキン、お魚のフライを気分によって入れてもらう、のが毎日の食事です。


(名誉のためにいえば、今はホテル暮らしなので、自分で料理ができませんけど、イギリスでは自炊度相当高いです)


イギリスのスーパーで売っているのとは全く異なる、オリーブオイルたっぷり混ぜ物なしのホムスです。これを食べると、イギリスのホムスは、カロリーオフされてしまっているので、ちょっと異なるもののような気がします。やっぱりちがう・・・と思ってしまいます。


中東の料理はバラエティに富んでいます。特に家庭料理は絶品です。
残念ながら今回はその機会がありませんでしたが・・・・・



いつか現地ごはん、アップしよ。
ちなみに、体調が戻りつつある昨日のお昼は、白と赤が国旗の某島国のドンブリものだったことはいいますまい。

Thursday, June 19, 2008

パレスチナの父の日

一緒にいつも調査につきあってくれる通訳さんに聞いてみた。




パレスチナの父の日はいつ?



( ̄Д ̄;;ないそうです

その代わり、母の日に一緒に感謝を表するそうです。
そうなんだ~

しかもそれが基本だそうです。それって、母の日、とは・・・?

その母の日、イギリスとも日本とも違う日でした。国によってさまざまです。

Wednesday, June 18, 2008

参加型とは

~ まず必要なもの ~

参加する人たち:自分の時間を割いて参加してみようと思ってみること(それ自体がチャレンジ。先が見えないし、予想もつかない。時間も周囲の理解も必要で、結構最初に腰を上げるのに、えいしょ~、が必要。)

援助側に立つ人間の役割:場所と機会の、その土地や文化において適切な方に則った提供(その根回しとかもろもろ。たとえば、自分の作った料理を多くの人に楽しんで食べてもらいたいような感じで準備してみる。たのしいパーティをやるのに、いろいろな下準備が必要なように。)

なんか私が考えることは「開発」に貢献というより、一緒にいて私だったら楽しいか、というところに重きが置かれることがある・・・・・(・vv・)


参加型!ではなく、人集まった型、とかいってみたらいかがでしょうか。


これからもう一仕事。

夜明けの予兆を迎える予感・・・?

素敵なデザインが豊富なマザーハウス社長のブログを拝読。


頑張りたいと思う全ての人に、頑張れる舞台があるように


本当にそうだと思う。

どんな人にでも、その人の生きている世界で、最善の時間を少しでも多く過ごすことができるように、自分を中心に据えることのできる舞台がなされるように。

だから、私は、ミクロな視点をこの1年、育んできたと思う。実際、研究自体も、ミクロだ。
ミクロから、マクロへ繋げて考えるのが、留学終了後の課題・・・(早くも、課題が~)

自国の環境改善に取り組むことも大切だと思うし、なぜ国外のことを考えるのにより多くの時間を割くのか、自身の中で、苛まれることも多い。日本だって、(経済的に)途上国とカテゴリーされる国と同じような問題を多く抱えているから。


あらゆる意味で、自と他、のバランスを取らねばです。

Sunday, June 15, 2008

家族と国際開発

きょうは父の日です。

イギリスの母の日は、3月初旬だったので、今年の母の日はイギリスカレンダーにあわせました。
父の日はいつだろう、と思ってたら、日本と一緒でした。カード社会なイギリス、スーパーも文房具屋さんも薬屋さんも父の日モード一色でした。イギリスのカード、コンパクトなものもありますが、概して、おっきなものが多いです。

ここはどうなんだろう、と眺めてますが、なんでもなさそうなふつーの日です。
でも、アラビア語がわからないだけで、町中では、父 父 父、とみんないっているのかもしれません。いってなさそうな確率 95% ドン。

この8年近く、毎年6月は海外で仕事したり勉強したりです。
なぜだろう・・・・


(。・д・。)


世界のどこにいても、家族の行事だけは、できる範囲でお祝いしたいです。

今年は、3ヶ月遅れの感謝の日になってしまいますが、お父さん、いつもありがとう。

と、ここまでは自分のことですが。

今、パレスチナの人々の生活について調べています。エンパワメント事業へ参加することによって、自分の周りへのAwarenessが高まって、今は楽しいというパレスチナの女性たちとほぼ毎日、会っています。イスラム教が根付くこの地で、まず彼女たちが、最初の一歩を踏み出すために必要なのは、彼女たちの家族と向き合うこと。これはひとつの大きなチャレンジです。



家族の理解を得られて初めて、自分の家のドアの外との世界と繋がるのです。
結局のところ、世界に共通するのは、多くの人々が生きていくうえでの活動単位は

家族(血がつながってなくとも、それに近く、屋根を共有し、生活をともにしている人も含めて)

なのだと思います。Family-based Approach、ではないですが、家族をひとつの単位として、人々の生活を心地よくできるような啓蒙活動を推進させる方法、生み出せないかな、なんて思っています。


見えにくいですが、中央付近のフェンスを境に、左側が西エルサレム(イスラエル側)、東エルサレム(パレスチナ側)に分かれています。旧市街を背にして撮りました。

Friday, June 13, 2008

エルサレム(東側)


エルサレムの町です。

明日は、イスラム教のお休みの日、金曜日です。
だから、少し店じまいが早いようでした。

1時間とろとろ歩いて(先週、あろうことか腰を痛めたので、こんなに長く歩いたのは久しぶりでした)みました。

東エルサレムをこんなに歩くのも実は初めてでした。
旧市街に、日曜日足を伸ばせるように





しっぴつ、がんばろ~

Monday, June 9, 2008

ひとの集い。

参加型手法を利用して、人々の意見を聞く社会調査。

参加型手法なのかよくわからないけど、とりあえず、人を集めて話をしてみる会議。

前者に対する、人々の見解はよくわからないけど、後者は私が好きなこと。おそらく、正直ベースにちゃんと人と話すのが一番早い、と考えているからだと思う。
人が集うというのは、やっぱり、大方の世界において、大方の人々にとって大切なことなのだと思う。
イスラム圏でも、パレスチナは比較的、オープンさが感じられる(最北、南のほうはまた異なると思うけど)。私は、どうやってこの地域と関わっていくのだろうか。



相変わらずTOEFLのスコアが伸びず、がっかりな私である。
このままの英語力では、路頭に迷いそう・・・・・(めずらしく、結構真剣)
いろいろな出来事にめぐり合ってしまった先週、明日からは気を入れなおしていきたいものだ。そして、得た出来事からは、なんらかの学びを自分に培っていただきたいです、自分。

Friday, June 6, 2008

えいこら。

やっぱり地力をつけないと、なりません。

自分をしっかり立たせるように自然になれたら、やっといろんなものがついてきます。
イギリスにいたときは、やっぱり学生さんなので、どこかあやふやだし、どこか彷徨っている感じでした。甘え、なのかなぁ。

ここ(エルサレム)にいると、まずは自分をしっかりさせなきゃなぁ、って感じます。
そうすると、いろんなものが、どうやらついてきてくれるようです。ご褒美、でしょうか。

その場その場でやっぱり大変なこと、つらいこと、しんどいことは常について回るものですが、何を大切に自分はしたいのか、どこに視点を置いて自分の人生の選択を重ねていくべきなのか、そこがあってこそです。

あまり大っぴらにできないのですが、迷って迷ってしょうがないことがありますが、
ここで何か、ヒントを体得できるのかもしれませんので、
自分らしく、好きなことができる今の環境を大事にして、
自分のプライオリティを達成するために、耳と目をダンボにしていたいと思います。



UN車が日常的に走るのを目にするたび、きりっと気が引き締まります。

Thursday, June 5, 2008

ちょっとたいへん。

いろいろと大変なことが起こっていますが、エルサレムでの調査を始めました。

少したてばもうちょっと落ち着けると信じて、がんばろう、です。





みなさんも、暑さや涼しさに負けず、よい6月を!

Sunday, June 1, 2008

きょう


出発前日にしては、のんきな日でした。

フェアトレードのお店で、以前住んでいたお家で同居してたカップルへの贈り物と、ぽてぼてっとしたかざりがいっぱいついているアクセサリーを。色遣いがカラフルなので、明日からのゲンキノミナモトとしてお伴させます。

そのあと、ちょっと勉強して、日用品を買い足して、帰り道にお花屋さんの前を通って仰天。


レインボーカラーのバラ!


1本4ポンド弱でしたから、800円弱程度。
高いのか安いのか、人それぞれだと思いましたが、買う方はどんなふうにそのバラたちと過ごされるのか、興味があります。わたしだったら・・・


落ち着かないだろうなぁ


とぼんやり考えつつ、面白すぎだと思って、早速両親へのメールとしました。




ではでは、ちょっと調査へ行ってまいります。