Sunday, June 15, 2008

家族と国際開発

きょうは父の日です。

イギリスの母の日は、3月初旬だったので、今年の母の日はイギリスカレンダーにあわせました。
父の日はいつだろう、と思ってたら、日本と一緒でした。カード社会なイギリス、スーパーも文房具屋さんも薬屋さんも父の日モード一色でした。イギリスのカード、コンパクトなものもありますが、概して、おっきなものが多いです。

ここはどうなんだろう、と眺めてますが、なんでもなさそうなふつーの日です。
でも、アラビア語がわからないだけで、町中では、父 父 父、とみんないっているのかもしれません。いってなさそうな確率 95% ドン。

この8年近く、毎年6月は海外で仕事したり勉強したりです。
なぜだろう・・・・


(。・д・。)


世界のどこにいても、家族の行事だけは、できる範囲でお祝いしたいです。

今年は、3ヶ月遅れの感謝の日になってしまいますが、お父さん、いつもありがとう。

と、ここまでは自分のことですが。

今、パレスチナの人々の生活について調べています。エンパワメント事業へ参加することによって、自分の周りへのAwarenessが高まって、今は楽しいというパレスチナの女性たちとほぼ毎日、会っています。イスラム教が根付くこの地で、まず彼女たちが、最初の一歩を踏み出すために必要なのは、彼女たちの家族と向き合うこと。これはひとつの大きなチャレンジです。



家族の理解を得られて初めて、自分の家のドアの外との世界と繋がるのです。
結局のところ、世界に共通するのは、多くの人々が生きていくうえでの活動単位は

家族(血がつながってなくとも、それに近く、屋根を共有し、生活をともにしている人も含めて)

なのだと思います。Family-based Approach、ではないですが、家族をひとつの単位として、人々の生活を心地よくできるような啓蒙活動を推進させる方法、生み出せないかな、なんて思っています。


見えにくいですが、中央付近のフェンスを境に、左側が西エルサレム(イスラエル側)、東エルサレム(パレスチナ側)に分かれています。旧市街を背にして撮りました。

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