Saturday, December 31, 2011

2011年総括、そして2012年の抱負

2011年、転職して2年目でしたが、あらゆる意味で動きの大きな年でした。

詳細はここには記しませんが、一人の仕事をする人間として、学んだことは本当に多かった。身体も変わった。たかが仕事、されど仕事。たった1つの事象が、自分の心身に及ぼす力は大きい。
「(感情の混ざらない)仕事」でのスキルをアップさせていくことは、一生の課題。2012年は、人間としてのスキル(自分の身体と精神をコントロールするスキル)を向上させる。

2012年は「如何にして、環境を活かしていくか」が次のテーマ。
環境、というのは、他人だったり、自分だったり、与えられた場所やプロジェクトだったり。自分の立場も変わっていく。「活かせるポイントを探して、それらを融合させる」ことに努めたい。自分が有すものは、出来るだけ活かす。スタミナをつけたい。

あと、数年の間、暖めてきたことを、ようやく紙にした。
どのくらいの時間がかかるのか分からないけど、モノにする。留学時の論文も、怖いけど目を通す。結局、どこかで自分をごまかしてしまったら、それが自分の足を引っ張ることになることは、十二分に分かった。もう逃げない。



来年も宜しくお願い致します。
(もう少しだけ、頻度を上げて、アップしたいです・・・)

Sunday, October 2, 2011

○年後、何をあなたは成し遂げていたいですか?

こういう長期的な視点・・・・

私はよく忘れているなぁ。
キャリアパスもそうだし、自分の人生もそうだし、日々のことでぱたぱたとしていたら、その


○年後


という時点に辿り着いてしまっているような危機感あり。


個人的にはRoom to Readの活動にもっと参加して、本を読む楽しさ、というものをもっと子供たちに感じてもらえる機会を増やすお手伝いができたら、と思っている。本を見る、触れることの、何事にも代えがたい楽しみ、途上国の子供たちにぜひ体感してもらいたいと思う。

仕事では何かなぁ。
Development Practitionerとして私が全うしたいことって何だろう。そんなことを考える、台風一過(のように見える)夕暮れ@マニラ。世の中の流れを追うべく、The Economistの定期購読決意。
毎週工夫をこらした表紙にタイムリーなニューストピックに刺激を受けつつも、毎週全て読み切るのは


なんとか・・・がんばりたい・・・・(汗)

Saturday, July 30, 2011

おしごと

なぜ、この仕事(分野)を選んだのか。


直感。ODAという言葉に変なひっかかりを感じて(1999年夏学期)、そのひっかかりが原動力になり、パスポートまで取得してベトナムのODA視察ツアーに参加し(1999年9月)、日本以外の国の状況を知り、「人々の生活はどうしたらもっとよくなるのか」という命題に自分をずんずんと突っ込み続けてしまった
(どういうわけか、両親も含め、その愚直ぶりに対し、止める人がいなかった・・・・・・(汗)。それだけ猪突猛進状態だったのだろうか。よくも悪くも、どんな生活環境でも、それなりに適応してしまう体質になったことも影響していると思う)

職業にしたらしたで、Experteriseという面では壁にぶつかりまくり。


先人の本を読んでは自分の不勉強さ、視野の狭さと経験不足を痛感し(アマゾンに大貢献)

常にまだ自分にはやることがある、と見えているようでくっきりと見えていない「自分が成し遂げていないこと」を追求し

実は世界というのは丸ごとDevelopingなのではないかと考えだし(留学時代、日本の貧困について調査し、分析した経験は非常に大きい)


掘っても掘っても、何かにたどり着くことなく、ずっとずっと・・・が続いている。
満足することはない。それは不満があるということではなく、自分の中で、「いや、まだ」があるから。その「まだ(やったぞ!と感じるであろうが、まだやっていないことがある)」が続く限り、満足はしないから、続けて行くのだろうと思う。満足はないだろう、人々の生活の質全体が、ぐぐっと向上する、というのはそうそう簡単ではない。


どこに辿り着くのかな、と思う。
自分の職業人としての最後は、どこで終えるのだろうか。


今日、このような会へ参加した。
話すべき「言葉(尊敬すべき、K氏の会話より引用)」を増やすべく、これからも仕事を続けるのだろう。

Sunday, July 24, 2011

Key word is "how to cope with our environments".

Copingというキーワードで今日はまとめてみます。

Coping with working environments

世界で損ばかりしている日本人
関本のりえ氏著

とても読みやすくて、一晩でがーっと読んでしまった。国際機関に勤め始めた私、「分かる、分かる」と興奮して、眠るべき時間になぜか覚醒してしまい(朝3時)、何かしなければと家の掃除をし始めてしまった・・・・と、すごい読む味方を得た感じ。

詳細は、また次の投稿で。
ただ、国際機関に少しでも関心のある人は、まず読んでおいたほうがいいと思う。自分はどういうところへ行こうとしているのか、とか。仕事上もあり、様々なDevelopment Practitionerと呼ばれる方の本を色々と読んでいるが、この本が取り上げているような内容を描いた本はそんなにない。


Coping with our minds

元オリンピック選手 田中ウルヴェ京さんの本を数冊読む。

するっと心に入ったけど、自分に実践すべく、既に持ち歩き図書入り。

無欲の勝利」、は本当に的を得ていると思う。
何を自分は達成したいのか、を客観的に把握するのは当然のことなのに、外野の視線をどうも気にしてしまう。もっとシンプルに「自分のホントの芯(心とかよりももっと中のもの)」を捉えてみよう!心の肥大している部分を、自分の納得する形で削いでいきましょう、といったところか?



カザフスタンからの出張帰り、今までの文献整理に勤しむ。
なかなか真髄に進めない。キーワードははっきりしているし、最後のゴールは見えているけど、その中間が曖昧模糊のまま・・・・・
精神の強さをよく問われる世界、とはいわれるけど、既に入口でうろうろ。

そして、アスタナの首都像を眺めていたら、写真を撮り忘れる。整然とした新首都(1997年にアルマティから遷都されたばかり)、緑と共存している首都として発展を続けてほしいもの。

Monday, May 30, 2011

Qalandia Checkpoint

知る人ぞ知る、かもしれません。

2005年秋から2007年夏まで、パレスチナにどっぷり浸かっていた私は、このCheckpointの名前を聞くとびくっとします。数週間前に、BBCから流れてきたこの名前にびっくりしました。

にわか勉強の私がここで何かを論じるのは遠慮しますが、中東和平という問題が視野に入るようになってから5年以上が経つ。議論の潮流も、議論する人が政治の動きによって変わっている以外は、大きな変化がなかなか。

一方で、そのときに携わった地域開発計画から生まれ始めたプロジェクトが形になっているのを見るのは、現場を離れた人間が許されるか不明だが、嬉しいと感じる。私のDevelopment Practitionerとしての土台は、パレスチナの人々と政府の方々のProfessionalismによって培われたと思う(治安の意識とか、それに対してどのように取り組むかとか、24時間営業状態の人生とかね)。


先週、帰国していました。
寒かったので、マニラから持って行った夏服は一度も袖を通すことなく持ち帰りました。

Tuesday, May 24, 2011

Twitterとつないだ!

がちゃがちゃと放り投げたくなる気持ちを抑えつつ・・・


なんとかTwitterとつなげた!


というわけで、少しばかり、このページの更新頻度、高くなるかと思います。とはいえ、Twitterそのものはあまり使ってないのですが、世の中、何を考え、発信し、吸収し、がある程度モノをいうようですので、まずは「適度に発信」から再開です。


これでBlackberryとかから発信したり、家にインターネット引いたりしたら、現代人ってかんじ?

Sunday, May 22, 2011

きこくしてます

お休みが取れたので、1週間ほど帰国しています。

本当はGWあたりにと思っていましたが、仕事の都合で延期。
6月かな、8月かな、とぼやぼや考えていましたが、意外に早い時期に取れました。

Tuesday, May 3, 2011

はい、いきてまーす!

こんにちは。

はい、元気にやってます。
ちょっとうろうろし気味で、がたがたしておりましたが、なんとかかんとか。

今晩から出張です。1週間。
往復3.5日くらいで、実際にタジキスタンに一日滞在できるのは3日だけ。もう使えるだけの時間を使います。

きゅーっとしていても息がつまります。既にできてしまっているものに対しては、自分をなじませていくだけ。適当にしていたほうが最終的によかったりしますから(最小限のFormalityは守りますよ、もちろん~)。

では、今日もフル稼働で参ります(深夜12時20分Dubai便なので自宅を出るのは夜10時くらい。なので、今日は丸一日活動日。)。

Sunday, April 3, 2011

え~っと

なにをしていたのでしょうか・・・・この空白の時間。 パキスタンで桜を愛でていた。 というのはこの期間中において、数分に過ぎません。3月11日の出来事で、私自身、そんな状況になったことがないほどのショックを1週間ほど経験しました。所属組織の中で様々な動きが出たので、通常業務プラスアルファになって、朝7時から夜9時、と、日本と治安の面が異なる環境ながら、働いていました(決して望ましいことではないです)。 その1週間が過ぎた後は、パキスタンで2週間過ごし、昨日のお昼にマニラへ戻ってきました。いやいや、まだまだです、わたし。 とりあえず無事に生きてます、のご連絡として。

Sunday, February 20, 2011

たじきすたん

既に13カ国目に突入です。
数えていられるうちは、まだまだひよっこかな。

日本ODAで上位に入るインドネシアにはまだ行ったことないし。比較的、あまり馴染み度の高くない国を担当してきたような気がします。そのため、行く先々でその土地の言語が分からないことに右往左往してしまうわけですが。しかし、私の言語能力は高が知れているので、そんな10何カ国の言語を全て習得する余力はないです、意欲はありますけど、ざーんねん。

世の中には、憤ってもしょうがないことがあります。
それを真摯に運命と捉え、着実に自分の道を敷いていく、ことが大切、と思います。


今年初の雪をドゥシャンベで眺めました。
記憶の中では、2008年春のイギリス異常大雪以来です。なつかしい・・・・
ひんやりした中で、

Development practionerとAid receiver (?)の関係について

悶々と考えました。Practionerといっても、私の場合、まだまだひよっこ。
日本であれば中堅といわれるお年頃ですが、開発の世界ではまだまだ。あるかなしかの経験を頼りに、自分の立ち位置や態度、考え方等を調整しているところです。

結局、今の組織の看板に頼っているところも多いと思います。組織の看板=私、とか大きな勘違いをしないよう、常に我が身を振り返り、で参りたいところです。

Sunday, February 13, 2011

ちくせきはけっしてむだにならず。

生きていれば、あまり社交的ともいえない私も、それなりに様々な方とお目にかかり、おしゃべりをする機会に恵まれるわけです。

今の場合、立場が立場ゆえ、みなさんの「術(技)」を観る機会も多いですし、そういう機会を頂くことができるよう、様々な風を交わしつつ、努めています。

そうすると、なぜか、

こうだろうなぁ・・・・

という、今までの自分が無意識に蓄積してきた術と、シニアの方々の術が、うまーくドッキングして、知らないうちに何故か実行していたりするわけです。



こうやって、自分の術がアップデートされていくのかな、なんて今週学びました。

(しかし、突如、仕事量がぶわーんと膨らみ、膨らんだこと自体は全くストレスになっていなかった(つもり)のですが、金曜日の午後はギブアップしました。仕事の体力アップが大切。そうしたら、もっとお仕事楽しくなる。)

Tuesday, February 8, 2011

地味に逃亡癖(壁?)

有難いことに、様々なお仕事を頂いておりますが・・・・

時に好きなことが、時に

にがーて

になっちゃったりします。多分、ほぼ100%の確率で、気分の問題です。

今、その瞬間です。
取り組まなくてはならないものがあるとき、他のもの(お仕事)を見てしまうと、そちらへよろけてしまうこの性分、何とかなりませぬでしょうか。

Sunday, February 6, 2011

あっというまに2月ですね

パキスタンデビューの出張から帰国して1週間、次の出張が既に10日後に迫っております。

今年の第1四半期、こんな感じが続きます・・・。昨年と全く違うペースにどきどきしてますが、そもそもこういうものだったのではないか?とも。


仕事の動きはControllable。自分の適正範囲というものをきちんと見極めることが何よりも大切です。新しいことが目の前にやってきてくれたとき、一度経験させてもらえると、大抵、それに対する自分の適性というものは見える。何回かトライさせてもらえればモノになるかも!と思えたり、いや、この分野については勘弁だ、知識を正確に取得するのに精一杯~、のような。




でも、それ以外は?

なんて。

Friday, January 21, 2011

あっというまに3週間・・・

新年のお仕事が始まって、3週間が経っていました。

実は家にまだインターネットが備わっておらず、なかなかブログまでたどり着かず。

ま、おいおい。



来週からパキスタンへ出張でございます。

Friday, January 7, 2011

ほん。

年末に帰国したとき、少し本を買い足しました。専門書に始まり、人生論のようなものまで・・・・
そしたら、このような本をご紹介頂きました

「ローマ人」を制覇できなかった私ですが、この本はとても読みやすいし、切り口と文章がきりっとすぱっとしています。私の性に合っていました。

塩野七生著 日本人へリーダー篇

他にも色々と読みましたが、そのお話はまた後日。

Saturday, January 1, 2011

豊かなお年を。

明けましておめでとうございます。
今年も消息不明に近くなりがちな本ブログをどうぞ宜しくお願い致します。

昨年12月後半は、お題ラッシュでした。
順序を上手に付けて、お題を少しずつクリアしていけたら、と思います。お題を頂くことが出来るというのは幸せなことです。

そのためにも、楽しむ力をもっと付けたいな、と思います。
ぱかっとふわっと拓くことの出来る力を蓄えていくことで、きっと底力は付いていくのだと思います。



世界の人々のLivelihoodが、Quality of Lifeが、Wellbingが改善されるよう、微力ながら、勉強を重ねて参ります。ご指導、ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。

2011年1月
東京にて