Wednesday, September 1, 2010

ジャパニーズフードに関する一考察

今日は、スピーチ練習の日(Speaking力アップのため、毎週スピーチの練習に通っています)。
海外における日本食についてお話しました。要約版をこちらに。


どこの国でも、日進月歩で食は発達を遂げている。日本食も然り。
でも、マニラに来てびっくりしたのは、「いつも食事を自分で作っている」というと、「スシ、スキヤキ、テンプラ、トンカツ、どれ食べているの?」と問われること。私たちの食文化はそんなシンプルじゃない!と思いつつ、なぜ、そんな繰り返しが起こるのか考えた。

2つのことが理由として挙げられる。

1つは、技術。取り上げられる料理は、煮る、揚げる、混ぜる、という単純なステップで済むし、材料も身近にあふれているもの。そういう単純さ、簡単さというのは、海外において食を広めるのに大切。

次は味。日本食の味の基本は「さ・し・す・せ・そ」。世に有名なTeriyakiの味は「そ」以外を混ぜたものであり、スキヤキの味も実は同じ。場合によってお出汁を入れることもありますが、基礎は同じ。日本では、さしすせそ以外の調味料を入れて、日々新たな味や料理が生み出されているけど、少しでも複雑さを増してしまったら、生み出された台所から外へ持ち出すのは難しい。時間も手間もかかる。そうすると、やはり単純に味が決まるメニューが代表料理としての地位をずっと独占するのだろう。

でも、日本食は、スシ、スキヤキ、テンプラ、トンカツだけではない。もっとバリエーションのある食文化であることは分かってほしいし、ネット等で、もう少しジャパニーズフードの多様性を知ってください。


そもそも、自分でも上のメニュー、そんなに口にしないです。
ネタになるから外国の方にはふるまうことあるけど・・・って、こういう態度が、上の事態を引き起こしているのか~?!

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